古くからの横浜ファンであればマシンガン打線と聞いて馴染みがあるのではないでしょうか。
長い歴史の中で過去1強い打線はどの年代の球団かと言われると私は99年のマシンガン打線だと思っています。
長い歴史の中で一番すごい打線といっても過言ではないそれくらいすごかった横浜マシンガン打線を紹介します。
マシンガン打線とは?
横浜ベイスターズの「マシンガン打線」は、特に1997年から1999年にかけてのチーム打線の愛称です。
1999年には当時の日本記録となるチーム打率.294を記録しました。
この打線は、複数の選手が高打率を記録し、連続して安打を放つことで有名だったことから止まらない打線として、他球団から恐れられてマシンガン打線と呼ばれるようになりました。
この打線の最大の特徴は、その圧倒的な連続ヒット能力。一般的な強力打線が長打力に頼る中、マシンガン打線は高い打率と粘り強いバッティングで、小刻みに得点を重ねるスタイルを確立しました。
日本野球の特徴でもあるスモールベースボールを高い次元で体現していたのがこのマシンガン打線のすごいところ。
現在3割打者の数は球界を見渡しても数人しかいないことを考えるとチーム打率が.294は恐ろしいですね。
全員が首位打者と言っても過言ではないのでアンタッチャブルレコード(破られることのない記録)として永遠に語り継がれるのではないでしょうか。
マシンガン打線の成績紹介
マシンガン打線は97-99年の横浜の打線を指すことが多いのですが、今回は一番やばい成績と言っていい99年の選手成績を紹介します。
打順 | 名前 | ポジション | 成績 |
1番 | 石井琢朗 | 遊撃手 | 打率.292、8本塁打、58打点、39盗塁 |
2番 | 波留敏夫 | 中堅手 | 打率.298、15本塁打、70打点、21盗塁 |
3番 | 鈴木尚典 | 左翼手 | 打率.328、17本塁打、92打点、7盗塁 |
4番 | R・ローズ | 二塁手 | 打率.369、37本塁打、153打点、3盗塁 |
5番 | 駒田徳広 | 一塁手 | 打率.291、9本塁打、71打点 |
6番 | 佐伯貴弘 | 右翼手 | 打率.309、10本塁打、53打点、1盗塁 |
7番 | 進藤達哉 | 三塁手 | 打率.286、14本塁打、42打点、1盗塁 |
8番 | 谷繁元信 | 捕手 | 打率.295、11本塁打、50打点 |
マシンガン打線の何がすごいのか、成績を見ていただければ一目でわかると思います。
1番打者の石井琢朗氏か9番の谷繁氏まで全員が.285を超える打率。投手以外の全員が打つのです。
そして、3・4番の鈴木。Rローズは3割超えていて本塁打も1・5番を除いて十本以上打っているのです。
まさに止まらない打線。マシンガン打線ですね。これだけ打者が打ってくれれば今の時代でも間違いなく優勝するでしょう。ただ99年は惜しくも3位で決着となりました。
マシンガン打線のエピソード
マシンガン打線まとめ
レジェンド的なマシンガン打線を紹介しました。
お話とて打線はすごかったけど優勝できなかったというところもまたファンとしては愛おしいと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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